株式市場 stock market 2004 7 22

 一般の方から、株式市場の動きが、わかりにくいとの質問があります。
たとえば、日経平均株価が、昨日、勢いよく上昇したのに、
今日は、力なく、急落している。
あるいは、毎日のように下げ続け、今日もダメかなと思ったら、急上昇した。
このような質問が、よくあります。
 確かに、日経平均株価の動きは、予想しにくいと思います。
それは、たとえ話をすれば、こういうことです。
今の株式市場は、
「隣の家のボーナスが上がったから、我が家でも車を買おう」という感じだからです。
 もう少し、わかりやすく説明すると、
隣の家の主人は、総合電機メーカーに勤めています。
そして、我が家の主人は、電機部品メーカーに勤めています。
 つまり、総合電機メーカーのボーナスが上がったということは、
総合電機メーカーの景気がいいことになります。
そして、総合電機メーカーに部品を納入している電機部品メーカーも、景気がいいはずです。
 だから、隣の家のボーナスが上がったら、
我が家のボーナスも上がるはずである。
そこで、我が家でも車を買おうとなるのです。
 総合電機メーカーとは、アメリカの株式市場のたとえです。
電機部品メーカーとは、日本の株式市場のことです。
車とは、個別の銘柄のことです。
 日本の株式市場は、アメリカの株式市場が下げたら、売り、
アメリカの株式市場が上げたら、買いという具合に、ワンパターンに行動しています。
 そして、新興市場の銘柄も、日経平均株価が下げたら、売り、
日経平均株価が上げたら、買いという具合に、ワンパターンに行動しています。
 特に、そこに、ファンダメンタル分析やテクニカル分析はありません。
概ね、上記のようなワンパターンな行動となっています。
そういうわけで、日本の株式市場は、アメリカの株式市場と似たような動きとなります。





























































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